みどり市 笠懸町地区 横町太々神楽

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横町太々神楽

 横町太々神楽は、阿左美の横町に伝わる郷土芸能で、横町秋葉神社(祭神火保見之命)に代々奉納されてきた笠懸地区に現存する唯一の神楽です。およそ100年前から奉納され、明治25年には伊勢の神楽司家より永代神楽奉納許可を受け、現在は横町神楽保存会によって受け継がれ、毎年4月と10月に舞が行われています。

 神楽は神社境内の神楽殿を舞台とし、仮面をつけ、笛や太鼓のお囃子にあわせた踊りで神事芸能として成立しました。神楽の祖型は、古事記や日本書紀の天岩戸伝説に登場する天鈿女命(あめのうすめのみこと)の舞踊にあり、大同2年(807)の『古語拾遺』に 「 猿女君氏、供神楽事 」 と記されているのが初見です。

 神楽は、神事舞・興舞・山伏神楽の三系統に分けられます。
 神事舞は、表舞・式舞とも呼ばれ、記紀の神話に即した厳粛な演目で演出され、本県では榛名神社の神代神楽の系列があります。
 興舞は、裏舞とも呼ばれ、神事舞のほかに大衆演劇的な世間の題材を滑稽に演出し、いわゆる 「 おかめひょっとこ 」 が主人公に登場するもので、江戸神楽・里神楽として最も親しまれました。
 山伏神楽は、陰陽道・両部神道によるもので、素面のまま山伏装束で舞うものもあります。
 横町太々神楽は里神楽で、笠懸町大字阿佐美の小字横町地域にある秋葉神社の氏子に伝えられてきました。現在は笠懸町無形文化財に指定され、横町神楽保存会が中心になって保存と継承に努めています。神楽の内容は、猿田彦・篭土・古屋根・三行・住吉・扇の剣舞・稲荷舞・蛭子・金山・岩戸・大蛇退治・山神の12座があります。今回の展示では秋祭りの神楽舞をテレビ映像や写真で紹介し、12 座の内容解説やお面・衣装などを展示します。

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